2024/10/28

撮影便利ツールと知っておきたいストックフォトルール

 


こんにちは!「ずぼらストックフォト」のまみです。

ストックフォトってみんなそれぞれ好きな撮影スタイルってあると思うんだけど、私と似たような感じで雑貨とか食べ物メインで撮られる方(またはこれから撮る予定の方)のお役に立てたら嬉しいな~と急に思いついたので、今後、気が向いた時に「こんなツールがあると便利だよ」っていうのを書いていってみようと思います。

自分でたまたま使ってみたら「これ便利~」ってなったのもあるし、「便利だよ」と教えてもらって使ってみたらほんと便利だった、っていうのもあります。

今日紹介したいアイテムは、「ひっつき虫」です。

これ知ってる?壁にポスターとか貼る時、穴をあけずに貼れて、しかもきれいにはがせるやつです。ねり消しみたいにねりねりして、やわらかくして好きな形にして、使います。中はこんな感じ(使いかけでごめんね)。


これを何に使うかって言うと、アイテムの固定です。

例えば、これ。


ふだん使っているスケッチブックなんですが、まっさらなページを開けて、色鉛筆を配置しました。

スケッチブックは真っ平に開くわけじゃなくて、ゆるやかな円弧を描いてひらくので、円筒型の色鉛筆を思い通りの場所に配置するのは至難の業。置いたそばから、みんなコロコロ…。

というわけで、色鉛筆にこの「ひっつき虫」をがっつりくっつけて、スケッチブックに固定しました。あらかじめカメラ(といっても私の場合iPhone)を撮るポジションに設定して、ひっつき虫が鉛筆の脇からチラ見えしていないか様子を見ながら、作業をします。

で、「ひっつき虫」が便利なのは、こうやって被写体を思い通りの場所や角度に固定するっていう理由もあるんだけど、物によってはもう一つ理由があってね、それは、みんなで覚えておきたいストックフォトのルール、「ブランド名、商品名、ロゴを見せてはいけない」です。

例えばこの色鉛筆、三菱の色鉛筆なんだけど、実際の商品はこんな感じで(見えにくいけど)、色鉛筆本体に「MITSUBISHI」って書いてあるのよね。(写真は楽天からお借りしました。)


で、ストックフォトではこの「MITSUBISHI」が見えてしまうと、審査通らないんです。もちろん、撮影後に画像編集ソフトで見えないようにするのも、ありっちゃありなんだけど、ひっつき虫を使って商品名が見えない角度で固定してしまえば、それ以前の段階で一発解決です(その方がラクでいいよね)。

同じような感じで、ちょっと前に撮ったこの写真。


クリップボードを使ったモックアップなんだけど、これ、もともとはHIGHTIDEのPENCOクリップボードっていう商品で、クリップ部分の金具に「PENCO」って入ってるんだけど(これも楽天から画像お借りしました)、


私のストックフォトでは、この部分、撮影後の編集で消してあります。じゃないと審査でNG判定出ちゃう。

もう一つ例を出すね。2年ほど前にノートPCを新調した時、こんな写真を撮りました。


最初、なんとも思わず普通に撮って普通に審査に提出したら、光の速さでNG判定が戻ってきました。何がいけなかったのか…注目してほしいのは、ノートPCのキーボードの「●」っていうキー。このキーもともとは Windowsマークがついたキーだったんです。このマークが原因でNGになりました。で、その後フォトショップで「●」に変えて審査に通った、という経緯があります。

というわけでみんな、商品名とブランド名とロゴには要注意ね!

ちなみに、写真に写ってる多肉植物はダイソーで買った人工植物。青いコーヒー皿はセリアで買った、ケーキ皿くらいのサイズのお皿です。コーヒーカップは手持ちのもの。コーヒーは、醤油+水で作れます。部屋がちょっと醤油くさくなるけど、ふだんコーヒー飲まないけどコーヒーを撮りたい時とか、わざわざ撮影のためにコーヒーを淹れるのはめんどいって時は醤油便利よ~。(これ、とある写真家さんのYouTubeで教えてもらいました。)

なんか長くなってごめんね。でも、このルール守るのはとても大事だから、一生懸命書いちゃった!

ここまで読んでくれてありがとうね。ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿